【おまもりアートメイク認定看護師インタビュー】愛媛県西条市で活動する合田鼓さんのケース

おまもりアートメイク認定看護師とは、高度なアートメイクの技術を提供できる、いわゆるベテランのアートメイクアーティストと呼ばれる存在です。
アートメイクだけでなく抗がん剤などの知識もあり、安心して施術を受けられる存在でもあります。
がん治療を受けている・控えている方の中には「脱毛について心配している」「対策に悩んでいる」という方もいるのではないでしょうか。
そんな方々へ向けて、おまもりアートメイクでは愛媛県西条市でアートメイクアーティストとして活躍する合田鼓さんを紹介していきます。
愛媛県で悩みを抱えている、もしくはその他の地域でもアートメイクに関心のある患者さんは、ぜひ参考にご覧ください。
①自己紹介
■これまでの経歴や現在所属している病院・クリニックなどを含めた自己紹介をお願いいたします。

合田さん:愛媛県内の総合病院で9年間、病棟看護師として勤務しました。
混合病棟だったため、内科、整形外科・泌尿器科・脳神経外科・耳鼻咽喉科など、さまざまな診療科で多くの経験を積み、忙しくも学びの多い毎日を過ごしてきました。
そんな中で出会ったのがアートメイクです。この技術で誰かの力になりたいと思い、大阪へスクール見学に行きました。その後はスクールで学びながら病棟勤務も続けていました。
ーーご多忙な日々を過ごされたんですね。
合田さん:夜勤明けに大阪に行って戻って、という形で学んでいました。それから、家族や友人にモデルになってもらい、施術を重ねながら一歩ずつ学んできました。
現在はアートメイク看護師として2年目を迎えました。病棟看護師として培った知識や観察力、そして患者さま一人ひとりに寄り添う姿勢は、今の施術にも大きく生かされています。
ーーアピアランスケアや抗がん剤治療による脱毛をされた方へのアートメイクを知ったのは、どういったきっかけだったのでしょうか。
合田さん:がん治療をされている方からのお問い合わせをいただいたのをきっかけに、「医療者として患者様の手助けをしたい」という思いを抱くようになり、今は美容目的のアートメイクだけでなく、医療アートメイクやアピアランスケアにも力を入れ、技術・知識ともに日々学び続けています。
より自然で、その方らしいデザインを提供できるよう、休日も講習会へ参加し、新しい技術や色彩理論を学び続けています。
「お願いしてよかった」と思っていただける施術者であり続けられるよう、これからも一つひとつの施術に真摯に向き合っていきます。
■おまもりアートメイク(弊社団)へ加入したきっかけや当時の思いを教えてください。
合田さん:アートメイクを始めて間もない頃、「これから治療で眉毛が抜けてしまうので、その前にアートメイクをしたいんです。」とお話しされる患者様との出会いがありました。
それまで担当させていただいた患者様は美容目的の方がほとんどで、医療目的として施術を希望される方は初めてでした。
その時、自分が持っている知識や技術だけで、アピアランスケアとしてのアートメイクを提供することに不安を感じました。治療中や治療前後の患者様には、より慎重な判断や専門的な知識が必要だと実感したからです。
ーー施術の可否を判断するのにも十分な知識が必要ですよね。
合田さん:もっと安心して施術を受けていただくために学べる場所はないかと調べていた時に出会ったのが『おまもりアートメイク』でした。
アピアランスケアを中心に情報発信や患者さまのサポートを行っていることを知り、「私ももっと深く学び、安心して任せていただける施術者になりたい」と思い、ご連絡させていただいたことが、おまもりアートメイクとのご縁の始まりでした。
病棟看護師として培ってきた経験も生かしながら、医療的な視点を大切にし、一人ひとりに寄り添った安心・安全なアートメイクを提供したい。その思いが、おまもりアートメイクへ加入した一番の理由です。
②抗がん剤治療をされて脱毛を経験された方と関わった中でのエピソード
■実際に抗がん剤治療をされて脱毛を経験された方と関わった中でのエピソードで、印象的なものについて差し支えのない範囲で教えてください。

合田さん:抗がん剤治療を終えて数年が経過しているものの、眉毛が生えてこないことに長年悩まれていた患者様がいらっしゃいました。
施術後には、「もともとの眉毛に戻れた気分です。大変満足です。ずっと悩んでいましたが、アートメイクをして本当によかったです。」
というお言葉をいただきました。その言葉を聞いたとき、アートメイクは見た目を整えるだけではなく、患者様の気持ちに寄り添い、自信や前向きな気持ちを取り戻すお手伝いができるものなのだと改めて実感しました。
ーー数年間悩まれていた方とのことで、施術後の仕上がりをご覧になったときは、どのような反応だったのでしょうか。
合田さん:美容で施術を受けられる方は喜びや驚きの反応の方が多いですが、今回の方はとても安心された表情が印象的でした。やっと元に戻ったという安堵の気持ちを感じました。
この経験を通して、もっと知識や技術を磨き、一人でも多くの方のお力になれる施術者でありたいという思いが、さらに強くなりました。
③愛媛県でのアピアランスケアの現状について
■地域でアピアランスケアやアートメイクの認知度に関して感じる課題感などあれば教えてください(実情や壁と感じている点など)
合田さん:愛媛県でもアートメイクの認知度は以前より高まってきていると感じます。しかし一方で、「どのような施術なのか」「本当に安全なのか」といった不安や疑問を持たれている方が多いのも現状です。
実際に医療機関でアートメイクについてプレゼンテーションを行った際も、医療従事者の方々から、自由診療であること、MRI検査への影響、施術後に皮膚トラブルが起きた場合の対応などについて、多くのご質問をいただきました。
一般の方だけでなく、医療従事者の方にも情報が十分に浸透しているとは言えず、アートメイクに対する理解を深めていく必要性を感じています。
ーー一般の方に広まっていくためには医療従事者の理解も欠かせませんね。
合田さん:そうですね。今後は、安全性や適応、施術後のフォロー体制などについて正しい情報を発信し、安心してアートメイクを選択できる環境づくりに貢献していきたいと考えています。
ーーアートメイクを提供しているクリニック自体は以前と比較して増えている印象ですか?
合田さん:西条市では2施設ほど、愛媛県内では6〜7ほどの施設数だと思います。ただ少しずつ患者様は増えていて、確実に知名度は高まっていると実感しています。
松山市ではブレストアートメイクをされている方が一名いらっしゃいますが、アピアランスケアに対応している施設はまだ少ないのが現状です。
④認定看護師として・アートメイクアーティストとしてのアピアランスケアに対する思い
■認定看護師として・アートメイクアーティストとしてのアピアランスケアに対する思いを率直に教えてください。

合田さん:病棟看護師として勤務していた頃から、患者様一人ひとりに寄り添うことを大切にしてきました。
アートメイクを始めてから、抗がん剤治療による脱毛で悩まれている方と出会い、「眉毛があること」の大切さや、見た目の変化が気持ちに与える影響の大きさを改めて実感しました。
アートメイクは単に眉やリップを描く技術ではなく、その方らしさや自信を取り戻すお手伝いができる医療の一つだと考えています。
だからこそ、患者様が後悔しないように知識や技術を磨き続け、安心・安全を第一に、一人ひとりの気持ちに寄り添ったアートメイクを提供していきたいと思っています。
ーーアートメイクでも個別性は重要ですよね。
合田さん:一人ひとりの患者様の悩みや理想、ゴールはそれぞれ異なるため、少しでも想いを丁寧に伺い、看護師として患者様が後悔しないような施術と知識を提供していければと思っています。
■今後のビジョンや展望などはありますか?
合田さん:今後は、アートメイクが美容目的だけではなく、アピアランスケアの一つの選択肢として、必要とされる方にもっと知っていただけるよう活動していきたいと考えています。
「治療を始める前に知ることができてよかった」「安心して相談できた」と思っていただけるよう、正しい情報を発信し、医療機関との連携も大切にしていきたいです。
ーーがん治療を受けている方へ情報を届けるためにも、医療機関との連携は重要ですね。
合田さん:今後院長と相談しながら、医療機関と連携し勉強会を開催するなどの機会を作っていければと思っています。
もしご縁があり施術をお任せいただいた際には、その方の想いに責任を持ち、安心して任せていただけるアートメイクを提供し続けたいと思っています。
⑤最後に患者さんへの思いを一言
■最後に抗がん剤治療を受けられる患者さん、そしてアートメイクに関心を持っている患者さんに対してメッセージをお願いいたします。

合田さん:抗がん剤治療を受ける中で、見た目の変化に不安や戸惑いを感じることもあると思います。
アートメイクは治療そのものではありませんが、鏡を見たときに少しでも自分らしさを感じ、前向きな気持ちになれるきっかけになることがあります。
「こんな選択肢もあるんだ」と知っていただけたら嬉しいです。
皆さまが安心して治療に向き合えるよう、一人ひとりの気持ちに寄り添いながら、心を込めてサポートしていきたいと思っています。
ーーアートメイクが一つの選択肢になることの大切さが、とても伝わりました。ありがとうございました。
合田さんにアートメイクの相談をしたい方は、下記からご相談ください。
<SNS情報>
合田さんインスタグラム
https://www.instagram.com/artmake_tsuzumi/?locale=ja_JP


