【おまもりアートメイク認定看護師インタビュー】鹿児島県鹿児島市で活動する濵田さんのケース

おまもりアートメイク認定看護師とは、高度なアートメイクの技術を提供できる、いわゆるベテランのアートメイクアーティストと呼ばれる存在です。
アートメイクだけでなく抗がん剤などの知識もあり、安心して施術を受けられる存在でもあります。
がん治療を受けている・控えている方の中には「脱毛について心配している」「対策に悩んでいる」という方もいるのではないでしょうか。
そんな方々へ向けて、おまもりアートメイクでは鹿児島県鹿児島市でアートメイクアーティストとして活躍する濵田さんを紹介していきます。
鹿児島県鹿児島市で悩みを抱えている、もしくはその他の地域でもアートメイクに関心のある患者さんは、ぜひ参考にご覧ください。
①自己紹介
■これまでの経歴や現在所属している病院・クリニック(可能であれば)などを含めた自己紹介をお願いいたします。

濵田さん:これまでは鹿児島県で、精神科や整形外科などの一般診療で基礎看護を学び、約6年ほど前に美容の世界に飛び込みました。
アートメイク歴は5年になりますが、施術を続ける中で、病院やクリニックでは使用できる器具や方針にさまざまな制限があるのを感じるようになりました。
さらにアートメイクを学び直したいという思いもあったため、昨年フリーランスとして独立し、現在は福岡(皮膚科・美容皮膚科)、宮崎(消化器内科:美容にも対応)、鹿児島(乳がん専門病院・美容センター)など、複数の医療機関に所属しながら活動しています。
ーー幅広い地域で活躍されていますね。
濵田さん:そうですね。生まれも育ちも鹿児島ですが、フリーランスになってから、Instagramを通じて福岡のクリニック様からご連絡をいただいたり、宮崎では応募して働かせていただいたり、鹿児島では友人の紹介や、もともとアートメイクの患者様でもあった医師の先生のご紹介からお仕事をさせていただいています。
■おまもりアートメイク(弊社団)へ加入したきっかけや当時の思いを教えてください。
濵田さん:相良病院の先生からご紹介いただいて富山のオンコプラスティックサージャリー学会へ参加したところ、そこに出店されていた擬似乳房のシリコンのメーカーさんがおまもり認定ナースの池森さんを紹介していて「おまもりアートメイク」について知りました。
私自身、これまでがんセンターなどでの勤務経験はありませんが、そんな中でも抗がん剤治療前後の患者様からお問い合わせいただいたり、既存の患者様からがんを抱えたご家族の方を紹介いただく機会が増えていました。
ただ、専門的な知識と技術を身につけたいと思っていたものの、自分だけで勉強をしていくのに限界を感じていました。
そんな中、学べる機会を探していたところ、おまもりアートメイクさんのプレスクールに参加しようと代表の石原さんに連絡したのが加入のきっかけです。
石原さん(社団代表)にご連絡をした際に症例数や経験年数をお伝えしたのですが、その点を考慮し、認定試験を受けてみないかとお声がけいただきご縁をいただきました。
ーーお声がけいただきありがとうございます。
濵田さん:素晴らしい経歴の方々がたくさん在籍されていて気が引けてしまうところもあったのですが、症例検討会や抗がん剤の種類について学べる勉強会があることも教えていただき、ぜひ加入したいと思いました。
②抗がん剤治療をされて脱毛を経験された方と関わった中でのエピソード
■実際に抗がん剤治療をされて脱毛を経験された方と関わった中でのエピソードで、印象的なものについて差し支えのない範囲で教えてください。
濵田さん:抗がん剤治療で髪が抜けるということは皆様イメージがつくのですが、眉やまつげは抜けてから気づく方が多いです。
また、病気が発覚してから脱毛について調べるまで手が回らない方がほとんどです。
そんな治療まで不安を抱えていらっしゃる方でも覚悟を決めて病気と向き合いご連絡をくださいます。
こちらの症例写真の方は、街中で「アートメイク」と書かれた看板を見かけたことをきっかけに「アートメイクって書いてるけどどんなメイクなんだろう」と思い調べてくださってお越しいただいた方です。
すべてのがん治療が終了してから数年が経過し、内服もなく過ごされていた方ですが、眉は生えてきませんでした。普段髪はウィッグをかぶっていらっしゃるくらい発毛がなく、すっぴんでの自分の表情に大変心を痛めていらっしゃいました。
アートメイクの施術途中から涙を浮かべて喜んでいらっしゃったのが印象的です。

ーー写真からも大きな変化がわかりますね。
濵田さん:最初のデザインの段階からすごく喜んで下さった方で、印象的でした。
現在は定着も良好で、施術後1年が経過していますが、まだリタッチにはいらしていません。今後も経過を見れればと思っています。
③鹿児島県鹿児島市でのアピアランスケアの現状について
■地域でアピアランスケアやアートメイクの認知度に関して感じる課題感などあれば教えてください(実情や壁と感じている点など)

濵田さん:鹿児島県は年齢層の高さもあるためか、そもそもアートメイクの認知度が低いです。
先生によっては、アートメイクに対して「タトゥーでしょ」というイメージの先生も多くいらっしゃいます。最近ようやく、美容のアートメイクを扱うクリニックが普及してきたかと思います。
ただ肌感として、東京で入ってきたものが1年後福岡に来て、福岡から1年半〜2年くらい遅れて鹿児島へ来る印象です。
美容のアートメイクが今のような流れで普及しているので、東京からアピアランスケアや抗がん剤治療をされている方へのアートメイクも徐々に知られていくと良いと思っています。
ーー九州だと福岡が流行の入り口なんでしょうか。
濵田さん:そうですね。福岡から入ってきて、熊本、鹿児島へ広がっていく印象です。
とはいえ、アートメイクを必要としている方はきっとたくさんいらっしゃるのに、受け入れてもらえる施設がない、もしくはそもそも施術自体を知らない方がまだまだ多いです。
アートメイクは医療であって、正しい医療を受ける権利は全ての人に平等にあります。そこで地域格差があってはならないなと感じております。
ーー医療に地域格差があるのは不平等ですよね。
濵田さん:抗がん剤治療中はタイミングや肌質の変化など考慮すべき点がたくさんあります。
そのためアピアランスケアの一環としてアートメイク施術を提供している看護師は少ないです。
鹿児島でも、施術を受けられたい方は福岡や韓国、東京まで施術を受けに行かれている方もいます。
そういった方のご負担をなくして、鹿児島で受けていただきたいと思っています。
④認定看護師として・アートメイクアーティストとしてのアピアランスケアに対する思い
■認定看護師として・アートメイクアーティストとしてのアピアランスケアに対する思いを率直に教えてください。
濵田さん:綺麗に仕上げるというのは、絶対条件です。その上で私が大切にしているのは、見た目を整えることだけでなく、その先にある心の回復と尊厳を守ることです。
病気や治療によって外見が変わることは、想像以上に心に負担を与えると感じております。
鏡を見るたびに喪失感や不安を感じ、自分らしさを失ったように感じてしまう方も少なくありません。
そんな方々の日々に寄り添い、前を向けるきっかけを届けたいという思いが私のアピアランスケアの原点です。

ーーもともと精神科で働かれていたご経験もあってでしょうか。「心」に寄り添う姿勢をすごく感じました。
濵田さん:ありがとうございます。アピアランスケアでは心の部分に寄り添うのもすごく大事だと思っています。その方のお悩みを受け止めて、寄り添っていければと思っています。
■今後のビジョンや展望などはありますか?(抗がん剤治療をする方へさらに取り組みを伝えていきたい など)
濵田さん:がん治療において脱毛が予測される患者様に対し、ウィッグ使用のご提案があるのと同じように、眉やアイラインなどのアートメイクも当たり前に病院で案内があり、知ることができる、そんな日が来ることを願っています。将来的には、保険診療の対象になればとも思っています。
ーー患者さんにとって経済的な負担もありますよね。
濵田さん:医師の治療に対して出るものが保険診療なので、難しいとは思いますが…。ただ「知っていただく」という点がまずの目標だと思います。「髪の毛が抜ける=ウィッグを用意する」のように、アートメイクが抗がん剤治療をする方の選択肢にあがっていて欲しいです。
ーー抗がん剤治療の前に知っておいて欲しいというのはありますか?
濵田さん:できれば抗がん剤治療の前に1回目を終わらせたいです。もともとの眉毛の位置を知りたいと思うと、治療の前までに施術をしたいですね。そのためにも、治療の説明の段階で、アートメイクについてご案内いただけるのが理想です。
そのためにも病院へパンフレットを置かせていただいたりと、鹿児島でも先生たちにご理解いただけるように活動しています。
⑤最後に患者さんへの思いを一言
■最後に抗がん剤治療を受けられる患者さん、そしてアートメイクに関心を持っている患者さんに対してメッセージをお願いいたします。

濵田さん:外見の変化に伴いこれから先の不安を感じていらっしゃる方も多いかと思います。
アートメイクは「元に戻す」ではなく、今のあなた自身が少しでも安心して日々を過ごすことができるための選択肢の一つです。
「眉毛を描いたら表情が増える」「リップに色がついたら顔色が良くなる」など、アートメイクが病とたたかうための気力になればと思っています。
無理に急ごうとせず、体調と向き合いながら不安なお気持ちも含めて安心してご相談いただけますと幸いです。
ーー心に寄り添う濵田さんのお言葉に暖かさを感じました。ありがとうございました。
濵田さんにアートメイクの相談をしたい方は、下記からご相談ください。
<SNS情報>
濵田さんインスタグラム
https://www.instagram.com/art.compass_m?igsh=MWl3NnVvcWFndXpkeg%3D%3D&utm_source=qr
松田知子皮ふ科医院【福岡】
https://matsuda-d.com/artmake/index.html
あきづきクリニックMJ【宮崎】
https://miyazaki-en-bridge.jp/akizukiclinic-mj/
アラガスビューティーセンター【鹿児島】
https://www.sagara.or.jp/aragas_beauty_center/
他エリアを含めて、よりゆっくり相談をしたい方は、おまもりアートメイク専用のLINEにご登録ください。
相談窓口をご用意しております。
https://liff.line.me/1645278921-kWRPP32q/?accountId=485xeove


